こんにちは!
今回は難しくて手が出しにくい分野と思われがちな金融関連の「毎月5000円で自動的にお金が増える方法」を読んでみました!
感想だけを知りたいという方はこちらをどうぞ!
目次
こんな人におすすめです!!
・銀行に預金しておけばとりあえず安全だと思っている
・投資したいけど投資は危険というイメージが強い
・お金の流れを知りたい
・将来年金がもらえるのか不安だ
・収入は安定しているがお金が貯まらない
・副収入が欲しい
以下は読書メモになります。
読む前の準備
《この本を読む目的》
・安定した投資法、実用的な投資法を知るため
・お金の増やし方を知るため
・お金の流れや仕組みを知るため
《この本に期待すること》
・投資は危険というイメージがなくなる
・お金の流れを理解できる
・安定した収入を得る方法がわかる
《この本を読んだ後自分はどうなっているか》
・お金の流れを大まかにつかめている
・投資をポジティブに考えられる
・具体的な運用を知り、行なっている
この本を読んで得たこと
※あくまでもこの本を読んで私が得たことであり、要約ではありません。
今は投資の大チャンス!
・今は100年に1度と言われる変化の時代を迎えている。
→投資にとってはチャンスである。
・金融リテラシー(金融の知識)が所得格差に直結する。
・著者の小学生の息子も資産運用を行なっている。
→難しくない。
貧乏人の考え方
お金を得ても自由になれない人の頭は「プアマインド」、逆に資産を増やし、自由な時間がある人の頭は「リッチマインド」
まずは自分が「プアマインド」であることに気づくことが「リッチマインド」への第一歩!
→気づかせるために著者は7つの質問を投げかけていました。
プアマインドとリッチマインドの違い
例えば「借金」
借金には良い借金と悪い借金がある。
悪い借金→自分で返す
良い借金→他人に返してもらう(借金をして不動産を買い、家賃をもらうなど)
この良い借金を「リッチマインド」の人は積極的に使う。
見えない税金
銀行にお金を貯蓄しておけば安心と思っている人が多い。
→実は見えない税金を取られている。
見えない税金のしくみ
政府が国債(国の借金券)を発行する
↓
銀行が中央銀行から借金をして国債を買う
↓
中央銀行はお金(紙幣)を刷ることでお金を作る
一見、国民である自分には関係なさそうだが、実はここに落とし穴がある。
中央銀行(日本では日本銀行)がお金を刷ることで、日本円の価値が下がる。
例えば、
日本銀行が刷る紙幣を2%増やす
↓
世間には2%多くお金が出回るようになる
↓
1000円札が980円の価値になる。
確かに
「昔の10円は今で言う○万円の価値があるんだよ」
みたいな話聞いたことがある…!
これがお金の価値が年々下がっていっている証拠か!
要するに、1000万円銀行に預けていても、30年後には900万円の価値しかないことだってあり得る!
政府はこれを公表しており、その対策として投資を勧めている。
資産と負債
「リッチマインド」の考え方
資産→自分に現金を入れるもの
負債→自分から現金を取るもの
(例)
自分の家を買ってローンを組むというのは明らかに負債。
(何年もかけて自分から現金を取り続ける)
いかに税金が取られない投資を行い、資産を増やせるかが大切!
リッチマインドになるためには?
人には「潜在意識」と「意識脳」がある。そして、人の行動の95%は「潜在意識」によっておこされている。
(例)
落ちたものを拾うとき、「拾おう」と考えて拾っていない!
→潜在意識が働いている証拠!
そして、この潜在意識のせいで、人はお金持ちになれない。
潜在意識は6歳までに完成する!
つまり、6歳までにお金で喧嘩する両親の会話などを聞いていると、お金=怖いと潜在意識に刻まれてしまう。
「投資が危険である。」や「投資はいいものだとわかったがなぜか行動に移せない」というのはこの潜在意識のせい!
(「自分は何も悪くない」って考えると楽になる…笑)
潜在意識を書き換えよう!
潜在意識は意識脳の200万馬力とも言われるくらい強力!
だから、意識脳でいくら意識しても潜在意識を書き換えない限り、行動を変えることは難しい。
潜在意識を書き換える方法
潜在意識は言葉では書き換えられない。
→イメージで訴えかける。
例として、羽生結弦選手が五輪前に怪我をした時から自分が五輪で優勝してる姿しか想像しなかった。その後、怪我を負いながらも見事優勝した。というものが挙げられていました。
ただし、注意点として、「自分は失敗しない。」など否定形での訴えかけは逆効果になる。
(まず失敗した自分を浮かべてしまうため)
(「将来ハゲない」って考えるより「将来フッサフサ」って考えよう…!笑)
毎月5000円の投資法!
ウォーターフォール法という手法を使う。
ウォーターフォール法の手順
必ず1から順に行う。
1.支出を減らして、投資に回すお金を確保する。
2.税優遇される「確定拠出年金」を利用する。
これは政府が推奨する投資で、自分の勤める会社がこの制度を行なっている場合は「企業型確定拠出年金」を利用。それ以外であれば、「個人型確定拠出年金(イデコ)」を利用する。
3.余ったお金で税優遇されるNISAやジュニアNISAを利用する。
これも政府が推奨する投資であり、7歳の子供でも行える投資である。(ジュニアNISAは制限あり)
特にNISAではETFに分散投資するのが良い
4.ここまで行なってお金が余った人はウォーレン・バフェットさんの投資法を真似る。
ウォーレン・バフェットさんがどの株に投資してどの株を売ったのかはアメリカの法律に基づきリアルタイムで無料公開されてる!
(世界一の人を真似れば失敗は減りそう!)
絶対に守らなければいけない3つのルール
1.必ず上記の順番を守る。
2.触らない。
3.引き出さない。
つまり、株を売って儲けるわけではなく株を持っている時に振り込まれるお金(配当金)で儲ける!
以上が備忘録になります!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
感想も知りたいという方はぜひ書評もご覧ください!